大阪は堀江にあるROCK STAR HOTELに泊まってきました。
場所は心斎橋と淀屋橋の中間ぐらい、最寄り駅は本町です。
詳しい場所はこちら。
表構えから期待をさせてくれます。
噂ではもとは飲食店の入った雑居ビルとのことですが、その面影はどこにもありません。
では、常識にとらわれないホテル内を紹介していきましょう。
カジュアルなフロントで受付を済ませると、鍵を貰います。
鍵は牢屋のような大きめの丸い輪っかに繋がれており、部屋番号が書いてあるプレートはギター・ピックの形のプレート。
今回はシングルルームに泊まりました。
ビジネスシューズを想定してか一泊の価格は非常にリーズナブル。
各部屋の現在価格はこちら。
音楽が流れるエレベーターで上階に登ると真っ暗な廊下。
各部屋のルームナンバーに明かりが小さく灯っています。
エレベーター前にはデイスプレイがあり、MTVが流れ、ここにもBOSEのスピーカーで音楽が流れています。
いい雰囲気です。
部屋番号と同様、各部屋にはそれぞれのロックスターがあてがわれています。
今夜はマーク・ボランの部屋。
キャンバスに書かれた大きな絵が飾ってありライトアップされています。
カッコイイ！
部屋は広いとは言えませんが、ビジネスとしては充分な余裕がある広さで快適です。
設備やアメニティを紹介しましょう。
備え付けの電話はJACOB JENSENです。
ほぼ使われないコストの面からここを省くビジネスも増えている中、きっちりデザインされた電話機器を選んでいます。
特徴でもある、サウンドシステムはGENEVA。
時計や目覚ましも兼ねていますが、スマホとブルートゥースで繋いで、リッチな重低音の音楽を楽しむことができます。
ROCK STAR HOTEL の名前にちなんだイイ設備ですね。
ちなみに隣の音が聞こえてくるということもありませんでした。
テレビは壁付けで、大画面では無いですが、先のサウンドシステムが良かったこともあり、テレビ見ることはありませんでした。
部屋にはステッカー一枚が記念におみやげでついています。
次回の予約時に違うロックスターの部屋を選ぶのに便利。
ちょっと嬉しいですね。
コンプリート欲をそそります。
水回りは大胆に浴槽が省かれ、シャワーのみとなっています。
しかし、それを補うに余りあるほどスタイリッシュ。
透明のガラスで仕切られたシャワールームのシャワーヘッドはGROHE製で、3種類の吐水が楽しめます。
透明のモザイクタイルが綺麗です。
アメニティはボトルに美しい南国の鳥が描かれた「タラスミス」。
コンラッド東京でも採用されているロンドンのブランドです。
天然のハーブや花の香りがとても心地良くリラックスできます。
アメニティはコストを重視してボトル式が一般的なのに対し、ここはとてもきっちりコストが掛かっていて良かったです。
部屋の明かりは、意図して粗野な電球型の照明です。
ライブハウスの楽屋って感じです。
椅子もアイアン製のパブなどで使われていそうなデザイン。
ゴミ箱はブリキのバケツでした。
部屋には雑誌が一冊あり。
知る人ぞ知る海外インテリア誌「apartamento」。
これを選ぶとは相当お洒落かと。
フリーWi-Fiも利用できますが、こちらもご一読を。
ホテルの施設としては、2Fに「カフェマドンナ」、屋上にはルーフトップバーまであります。
歩いていける範囲にビストロやバー、居酒屋、コンビニなど近所も充実しています。
隣の公園で一服してクールダウンするのも良さそうです。
普通のビジネスホテルに飽きてしまった方にはぜひおすすめ。
自分はぜひ機会があればリピートしたいですね。
今度はシングルではなくセミスイートやスイートが試してみたい！
ただ寝るだけのことが多いビジネスホテルですが、他にはない個性を持ちつつ、ロック好きはエンターテイメントとしても楽しめ、くつろげる室内も提供していて、とても好感が持てました。
雑居ビルのリノベのビジネスモデルとしても面白いですね。
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ｒｏｃｋ ｓｔａｒ ｈｏｔｅｌ
rock star hotel | ロックスターホテル - 大阪市
