書いた字を消せるという機能の完成度は最高レベルのボールペン、「FRIXION フリクション」シリーズ。
文具系の賞を総ナメにして、セールスもうなぎのぼり、バリエーションも増殖中ですが、唯一残念なのがプロダクトとしてのデザイン。
よくある「もう少し高くても良いからカッコイイのにして」的な要望も色々な場所で見かけますが、そんなリクエストに応えた回答は大抵残念な「コレジャナイ」的な、「オモテタントチガウ」結果を生むのが世の常です。
という長めの前振りで、今回はフリクションのインクをちょっと意外な機種に換装してみました。
今回、換装したのは、DELFONICSのローラーボール。
店頭でしか手にはいらないっぽいですね。
私がGETした店も、既に色欠けしてました。
ラッキーな事に狙ってた蛍光イエローが残っていました。
元の芯はローラーボール。
これはこれでなめらかで悪くありません。
キャップ無しでも乾燥しにくいとも謳われてます。
透明軸から透けて見えるこのリフィルのカタチを見た時に、直感的にピーンと来たわけです。
並べてみました。
もともと、フリクショなノック式が出た時点でLAMYのTipoに換装してました。
ナイスなタイミングで消しゴムなんて便利なものもリリースされましたし。
加工なしでそのままイケマス。
今回は手帳用の0.4のフリクションポイント用の芯です。
他のバリエーションでも問題なくいけるようです。
いかにもプラスチッキーな蛍光ネオンイエロー。
フォーマル感もオフィシャル感も皆無。ゼロ。
でも80年台っぽくて結構気に入ってます。
フタが付くので乾燥にも強く、心なしかインクも長持ちしている気がします。
周りから「なにそれ消せるの?」って感じで見られてれば大成功かなと。
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PILOT | 消える筆記具フリクション